こちらの歴史館については、毎月読んでいる雑誌とJRのフリーペーパーで知りました。
館内の展示は、古地図に始まり、館からの発掘品、当時働いていた軍馬の骨格標本、更に、映像による館の紹介でした。
軍馬は、想像以上に身体の小さなものでした。
こうした骨格を見ると、大河ドラマの戦闘シーンは、後世の脚色かと思われます。
神社やその周辺を中心に、館の発掘は今でも進められています。
映像でも語られていましたが、信玄時代の甲府については、未だに解らないことが多いようです。
これこそ、歴史の面白さといえましょう。
帰りは、武田神社にお参りしてから、甲府駅まで、まっすぐ伸びる1本道を歩いてみました。
神社から駅までの約2kmは、ほとんどまっすぐの、緩やかな下り坂です。神社の石段に立つと、眼下に甲府の街並みが、その向こうには、盆地を囲む山々が見渡せました。
この武田通りを歩いているだけで、信虎、信玄、勝頼は、京の都を模して規則的な町割りをしたのではないかと想像してしまいました。
見学日:2019年9月16日(月)、曇りのち晴れ
場所:山梨県甲府市
入館料金:300円