昨年10月11日は、金沢城に同年の7月に復元された、鼠多門の櫓を見学しました。
櫓の屋根は、加賀藩に関わる建物に良く見られる鉛瓦、海鼠壁の目地は、黒漆喰です。
骨組みは木造で、県内産が4分の3使用されているそうです。
見学に際しては、検温と手指消毒を行います。
中に入って木組みを見回してみると、天井の梁には、立派な丸太が組まれています。
また、能登のヒバは、櫓の壁板にも用いられています。
壁に近づけば近づくほど、心地よい木の香りに包まれました。
これほどの建物を無料で見学できるのは、大変ありがたいことです。