昨年10月10日は、新しい建物がオープンした、十日町市博物館を訪れました。
博物館の外観は信濃川の流れを、真っ白な外壁は雪を、壁の模様は土器の模様をデザインしているそうです。
館内では、リニューアル記念の特別展が開かれており、信州と甲州からも、土偶、土器、石器がやって来ました。
一部の展示品は、個人で画像を楽しむ目的に限り、写真に収めることもできました。
特別展示室に入って左手のショーケースには、火焔型土器と王冠型土器が並びます。
手前2ヵ所のショーケースには、石器が並びます。ヒスイは越後産、きらりと光る黒曜石は信州産です。
部屋の真ん中には、国宝が2点、信州茅野からやって来た土偶と、地元十日町の火焔型土器に光が当たります。
土偶は、奥の方のショーケースでも、信州、甲州からやって来たものが、こちらを見ています。
女性を描いた土偶は、健康的な体つきです。
また、土器をしゃがんで見上げると、火焔土器の炎の部分は、より一層広く大きく熱く見えます。その姿形からは何故か、相撲の土俵を想像してしまいました。