拝観日:2022年7月31日(日)、晴れ
拝観料金:500円
7月31日の午前中は、京都の法金剛院をお参りしました。
夏の拝観時間は、ハスの花の見頃に合わせて、7時半~13時まででした。
御本尊は、国宝の阿弥陀如来です。文化財保護のために、ご本尊のお住まいは、礼堂裏手の仏殿です。
建物に入って正面には、「大仏さん」とも表現できるほどに大きな御本尊が、蓮台に座って瞑想を続けています。阿弥陀さんの域に達すると、猛暑は関係ないのでしょうか。
阿弥陀さんに向かって右手には、立っている阿弥陀さん、地蔵さん、文殊さんが並び、左手の逗子の中には、十一面観音さんが座っています。
厨子の中が暗いので、観音さんの十一通りのお顔立ちは、壁に貼ってある写真で確かめます。
先客は、ずっと阿弥陀さんを見上げていました。
並んでいる仏様のお身体の金箔は半ば剥がれていても、輝きは失われていないように見えます。
ご本尊のお住まいの隣には、地蔵堂への渡り廊下が通じています。こちらのお堂には、黒光った大きな地蔵さんが、静かに座っています。
お堂を巡った後は庭に出て、平安時代に造られたと伝わる、木陰の中の小さな滝の前に立って、少しばかり涼んでから帰りました。
法金剛院でのハスの花見記録は、こちらから。