美術館と博物館等の散歩記録

美術館、博物館、寺社の宝物館、特別拝観、各地の特別公開を綴ります。

2024年1月7日(日)、第58回京の冬の旅で初めての大徳寺参詣(弐)ー龍源院の庭園鑑賞ー

 

拝観日:2024年1月7日(日)、晴れ時々曇り

場所:京都市北区

拝観料:800円(大徳寺とは別料金)

 

1月7日に「京の冬の旅」で訪れた大徳寺では、塔頭の龍源院にもお参りしました。

龍源院も、特別公開されました。

 

境内には、大小4つの庭園を鑑賞できました。

 

こちらは、阿吽の庭です。

直線の中には、3つの波紋にも島にも見える部分があります。

しかし、立って観ても、座って観ても、心の眼を開いても、どこが阿吽なのかは、私には今ひとつ理解できませんでした。

 

 



方丈の前には、大きな枯山水が広がります。

先客に倣って、縁側に腰掛けると、ガイド氏の説明が始まりました。ガイド氏も、座って庭を観るように勧めます。

 

 



方丈裏の苔庭には、龍を表す庭石が置かれています。

この龍は、心の眼を開かないと、なかなか龍の様子が見えません。

龍との向き合い方は、方丈の廊下を歩きながら見るよりも、東司への渡り廊下に置かれている椅子に座った方が良さそうです。

但し、見る者の視線が高いと、龍は鰐に見えてしまいそうです。

 

最後は、廊下に囲まれた、4坪ほどの小さな中庭、しかし、観れば観るほど世界が広がる庭を鑑賞しました。