訪問日:2023年10月22日(日)晴れ時々曇り
年縞博物館、縄文博物館共通券:700円
昨年10月22日は、三方湖畔に建つ、年縞博物館を訪れました。
年縞のことは確か、JR西のフリーペーパーで知りました。
バスの車窓から眺めてきた、水月湖の湖底には、深さ45m、7万年分の堆積物があります。
受付では、縄文博物館との共通券を買います。
次は、係の人に案内されて、円筒型の部屋に入って、5分間のCG動画を観ます。
これによって、年縞ができる仕組みについては分かります。
動画を観た後は、2階の展示室に上がります。
階段の踊り場には、年縞を採取した方法についての説明板があり、これも読みます。
先程動画を観た円筒型の部屋は、どうやら採取した器をイメージしたものでした。
展示室には、7万年分の年縞の標本が、横になった状態で、本当に45m続いています。
こちらでは、学芸員か研究員の人が、来館者に説明を行っています。
年縞は、説明を聞きながら1回、説明が終わった後にもう1回、それぞれ45m通して鑑賞しました。
洪水が起こった年、大きな地殻変動が起こった年、火山灰が積もった年の色の違いは、素人でも分かります。
水月湖は、上が淡水、下が海水の湖です。海水が溜まった底の方には酸素がなくなって生物が生息せず、それによって年縞が崩れずに残されました。不思議な湖があるものです。