登城日:2023年9月10日(日)、曇り時々晴れ
入場料:500円
昨年9月10日は、福山城を初めて訪れました。
福山城は、昨年の築城400周年を記念して、令和の普請が行われました。
福山城は平山城です。天守は、昭和20年の空襲で焼けてしまい、昭和41年に再建されました。
天守の中は博物館です。
展示内容は、動画の放映に加えて、VRを使用した乗馬や鉄砲の模擬体験のコーナーまであります。
内装については、岡山城とは異なり、板張りは施されていません。
但し、最上層だけは空調はなく、木の香りまで残っている板張りです。ここでは、柵越しに外にも出られます。
地階には、築城時の石垣も残されています。石の中には、空襲で焼けた跡も見られました。
令和の普請で生まれ変わった天守で最大の見所は、外壁にあります。天守北側の外壁には、鉄板張りが復活しました。
天守を裏から見上げると、東南西側と北側の外壁は対照的な色合いです。
天守は、城郭の北側に寄っているために、防御用として、鉄板が張られたと伝わります。
このような造りの城を観たのは初めてのことでした。