訪問日:2022年8月21日(日)、曇りのち時々晴れ
入館料金:700円
経路:京都《烏丸線》今出川→鴨川→下鴨神社、糺の森→旧三井家下鴨別邸
昨年8月21日は、旧三井家下鴨別邸を訪れました。
別邸では、文化財の特別公開として、6日間限定で、邸の2階部分に上がることができました。
重要文化財の別邸は大正時代に、豪商三井家が木屋町の邸を移築、更に、玄関部分を建て増したものです。
邸へは、玄関から座敷に上がり、まず、2階への急な階段を昇ります。
階段を上がった座敷は14畳もあります。庭に面した座敷は、ガラス戸が開け放たれていました。
邸には更に、3階の望楼もあります。
3階までは入れなかったものの、望楼へと続く階段だけは、見せてもらえました。
階段は、蛇腹状の扉で隔てられていて、別邸として使用されていた時にも、主人や主人の招いた特別なお客さんしか入れなかったようです。
2階の奥には、大正時代の洋式トイレも保存されています。
昇ってきた時とは異なる、トイレの脇の階段を下ると、1階には浴室が見えます。
浴室から廊下を歩き、庭に面した1階の座敷からも、庭を眺めてみました。
庭には、2階からは見えなかった苔やキキョウの花が姿を見せます。
座敷のガラス戸は、大正時代の凸凹したガラスです。
次は、庭に下りて庭から邸を見上げます。
庭では、ハス、サルスベリ、邸を、何度も繰り返して眺めました。