美術館と博物館等の散歩記録

美術館、博物館、寺社の宝物館、特別拝観、各地の特別公開を綴ります。

2023年5月27日、松阪城と城下を歩く

登城日:2023年5月27日(土)、晴れ時々曇り

 

 

5月27日は、5年ぶりに、松阪の城跡と城下を歩きました。

城下には、立派な生垣に囲まれた、元の侍屋敷と思われる区画が続きます。また、当時の屋敷も残されています。

 

御城番

区画にゆとりのある侍屋敷跡の通りが終わると、次は、長屋の造りの御城番屋敷を通ります。屋敷の中は、5年半前に見学したので、今回は省略しました。

 

城跡へは、松阪神社から一旦丘を下って、再び裏門から石垣沿いに坂を登ります。

城門

坂道沿いでは、門の発掘調査も行われています。今は門が建っていなくても、石垣の形や道の曲がり具合を見回しているうちに、門の様子が想像できます。

 

二の丸には、樹齢数百年と伝わる、立派な藤棚が待っていました。

 

石垣は更に、本丸、天守跡まで続きます。

当時の建物が全くなくても、松坂城が国の史跡や百名城の1つである理由はやはり、立派な石垣とはっきりと縁取られた城郭にあります。

本丸では、先客に続いて、石垣沿いをぐるぐると歩き回ります。

 

本丸からも、二の丸からも、城下町を一望できました。