美術館と博物館等の散歩記録

美術館、博物館、寺社の宝物館、特別拝観、各地の特別公開を綴ります。

2023年3月5日:32年ぶりに三十三間堂参詣記録

拝観日:2023年3月5日(日)、曇りのち晴れ

場所:京都市東山区

拝観料:550円(さわやかウォーキング参加特典)

3月5日は、中学校の修学旅行で訪れて以来32年ぶりに、三十三間堂をお参りしました。

今回は、JRの「さわやかウォーキング」のコース中でお参りしたために、特典として、拝観料が割引となりました。ウォーキング参加者は、割引料金で拝観できるために、特設の受付で拝観料を納めました。

 

お堂に建増しされたロビーにて靴を脱ぎ、先客に続いてお堂に入ると、黄金色の千手観音さんが集まっています。観音さんのお顔立ちも手の形も、それぞれ違います。

しかし、半ば目を閉じて、私たち参拝者の様子を見ながら、参拝者の心の声を聞き取ろうとなさっている姿は、皆同じです。観音さんの前には、インド風のお顔立ちの仏さんが立っています。

 

お堂を4割ほど進んだ所では、献灯を行います。その先には、御朱印の受付もあり、順番待ちの行列がなかったので、御朱印を賜ります。

 

御朱印の主ともいえるご本尊の千手観音は、大きな大きな坐像です。ご本尊の前では、線香を立てて合掌します。そのお顔立ちは、瞑想をしているようにも見えますし、心の耳を傾ければ「お前がここへ来たのは32年ぶりだな。目を開かなくてもよく分かっている」と聞こえてきそうでした。