拝観日:2022年5月26日(木)、晴れ時々曇り
場所:長野県長野市
善光寺御開帳共通拝観券:1200円
5月26日は、善光寺の御開帳を拝観することができました。
当日は、 長野の駅から参道を歩いて、9時前には境内に入りました。
仁王門を潜った先ではまず、右手の六地蔵さんに線香を焚べます。次は、手水で清めを行います。
山門を潜ると、本堂の前には、回向柱が立っています。
柱のてっぺんには、前立本尊から延びている綱が結ばれています
無事に柱に触って結縁を済ませると、次は本堂前の香炉に、もう一度線香を焚べて、段々と御前立に近づいて行きます。
内陣、内々陣への券売所では共通拝観券を買って、先客に続き、まるで牛に引かれて行くかのように、ゆっくりゆっくりと一歩ずつ前に進みます。ここまでゆっくりと内陣を歩くのは、これが初めであったかもしれません。それゆえに、本堂内の内装にも注目できました。
内陣と内々陣を隔てる欄間には、きらびやかな来迎二十五菩薩が待っています。数えてみると、確かに25体の菩薩さんが見えます。菩薩さんたちは楽しそうに雲の上に乗って、私たち俗世間の者を、極楽へと導いてくださるようです。
御前立ちが見てきました。御前立ちは、ご本尊の分身です。
黄金色の光背の前には、観音さんと勢至さんを脇に連れた阿弥陀さんが見えます。お三方とも、少し黒ずんでいて、お顔立ちまでは分かりませんした。
御前立ちの前では、焼香を行い、お戒壇巡りへと下ります。今回も、錠前に触れることができました。これで、内陣のお参りは終わりました。
内陣を出た後は、拝観の記念に回向柱の御守を買って、自宅の仏壇に置くこととしました。