昨日10月14日は、大垣の守屋多々志美術館を訪れました。
大垣出身の守屋多々志は、名誉市民でもあり、文化勲章を受章した画家です。
館内に展示されている作品は、奥の細道の情景、大垣の街並みのスケッチに加えて、平成元年に行われた、現上皇様の即位礼正殿の儀も描かれています。
守屋作品の多くは、歴史画とも位置づけられます。作品に描かれている人の表情や動きは、写真と同じくらいに鮮明です。
特に、カラー写真がない時代に描かれた大垣の街並みや、味噌蔵の様子は、白黒写真以上に、時代を語っているように見えました。
街並みを描いた作品で最も描かれていた場所が、鑑賞後に立ち寄った、住吉燈台でした。