4月9日は、あべのハルカスの美術館を初めて訪れました。
館内では、4月15日まで、東郷青児の生誕120年を記念して、標題の展覧会が開かれていました。
この展覧会のことは以前、ラジオ大阪の番組で知りました。
東郷青児の名前は知っていましたが、具体的にどのような作品を描いたのかは知らなかったので、一度観ておこうと思った次第です。
展示室内には、戦前に描いた作品を中心に、約70点が展示されています。作品の大部分は、女性を描いています。
作風は、写実的ではない、現代においても十分に斬新的且つ独創的なものです。例外として、ユリの花と、月に向かって吼える犬を描いたものもありますが、こちらも面白い作品でした。
東郷作品は、油彩画だけではありません。本の装丁、雑誌のデザインに加えて、デパートの壁画、更に彼は、家のデザインも手がけています。
この人は、生前に親交のあった、レオナール藤田同様に、芸術家というよりはむしろ、モノつくりの職人としての側面が強いのではないかと思いました。
鑑賞日:2018年4月9日(月)、晴れ時々曇り
鑑賞料金:1300円
鑑賞日のアクセス:
鑑賞日当日の運賃
1. 羽田→伊丹:22590円(日本航空。特便割引)